弊社のHPをご覧になりご依頼いただいた座間市のY様邸です。
通気緩衝工法のウレタン防水施工をご提案させていただきました。
通気緩衝工法とは既存床面にうえに専用のマットを被せて、その上に防水層を作っていく工法です。
築18年ほどのお住まいで、メンテナンス歴はありません。
まずは床表面を綺麗に整えて、接着プライマーを塗布します。
防水塗装工事におけるプライマーの役割は外壁・屋根塗装と全く一緒で、上に施していく建材の密着力を高めるという、非常に重要な工程です。
プライマーが乾きったら、続いて通気緩衝マットを貼り付けていきます。
ドレン周り、シート端部分を専用のテープとシーリング材を使って処理してから、その上にウレタン塗装していきますが、その前に、脱気筒を設置します。脱気筒には湿気を外部に排気させる機能があります。
ベランダの下地は、雨や湿気・水分を含んでいますので、太陽の熱や昼夜の温度差によって水蒸気を発生します。
この水蒸気が下地と防水層との間に発生してしまうと、防水層が膨張して塗膜が膨れあがります。
そういった状態を防ぐ為に、通気緩衝工法での脱気筒設置は必要なのです。
脱気筒を設置後、ウレタンを2回塗布し、最後に仕上げでトップコートを施しました。
この工法のメリットは、ひび割れや、劣化がひどい床面の状態でも、専用のシートを張ってフラットな状態にし下地をリセットできるところです。ツヤツヤで一体感のある、見た目にも美しい仕上がりになりました。
担当:平野
エリア |
座間市ひばりが丘 |
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施工内容 |
ベランダ防水工事 屋根塗装 外壁塗装 付帯部塗装 シーリング工事 基礎塗装
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施工期間 |
16日間 |
ベランダ防水塗装仕様 |
通気緩衝工法 ・サラセーヌ ・QVシート |
金額 |
総額129万円 |