相模原市にお住まいのS様邸です。
現地調査の時にお住まい全体を隅々までチェックさせていただき、瓦に欠け割れが多くみられたのと、棟板金の浮き歪みの症状もあり、今回は既存の屋根の上から新しい屋根材を施工する「屋根重ね葺き工事」をご提案させていただきました。
屋根重ね葺き工事(カバー工法)とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を施工する工法です。
古い屋根材の撤去費用がかからず、工期も短く済むので人件費も少なく済み経済的にもお得な工法となっています。ですが、既存の屋根が日本瓦の場合は屋根重ね葺き工事はできません。
屋根を重ねるので、建物にその分負荷がかかってしまうのでは?と心配になられるかと思いますが、
この度ご提案させていただいた屋根材は、重ね葺きにも適した超軽量タイプ「オークリッジスーパー」です。
屋根を重ねて施工するとなると、建物に負荷がかかってしまうのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、オークリッジスーパーは一般的な屋根瓦の1/4以下の重さ。軽量屋根材ですので安心です。
主成分がアスファルトですので水を吸い込むことがない優れた防水性を持ち、高耐久ファイバーグラスマットを芯材とする2層構造からなっていますので、丈夫で長持ち。長期保証も受けられます。
S様邸の屋根カバー工法の工程についてご紹介します。
まずは既存屋根材に付いていた板金や金物類を取り外し、綺麗に清掃します。
次に、下地となる防水ルーフィング材「粘着キング」を屋根全体に張ります。
ルーフィング材は下地の機能としてはもちろんですが、小屋裏の結露防止の役割もあります。
その後、いよいよ本体葺き「オークリッジスーパー」を施工していきます。
棟が乗る所に貫板(棟内部の板。屋根を板金と繋げる役目があります)を取り付けます。
従来の貫板は木製が多いのですが、今回は耐久性が格段に良い樹脂製の「タフモック」を採用です。
取り付けたタフモックに被せるように新しい棟板金を設置、各種役物(ケラバ等)を施工して完成です。
S様がお選びになられたオークリッジスーパーのカラーは「シャトーグリーン」です。
オークリッジスーパーは2層構造なので凹凸により色調により立体感が出るので、意匠性にも富んでいます。
S様からは屋根重ね葺き工事のほかに、外壁塗装・付帯部塗装・床下のシロアリ消毒もさせていただきましたので、お住まい全体が良いコンディションになり、建物寿命をグンと延ばすことができました。
エリア |
相模原市南区 |
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施工内容 |
屋根カバー工法(屋根重ね葺き) 外壁塗装 付帯部塗装 床下消毒 シーリング工事 |
施工期間 |
16日間 |
屋根カバー工法仕様 |
屋根材:オークリッジスーパー(シャトーグリーン) 下地:防水ルーフィング(粘着キング) 板金役物 |
金額 |
総額188万円 |