町田市にお住まいの夏井様邸です。
経年により屋根全体に傷みが生じており、瓦のほとんどに剥がれが見られる状態でした。
防水機能もかなり失われていたので、このままの状態を放置しておくと早い段階で雨漏りしてしまう可能性があり、屋根重ね葺きという工法にて早急に対応させていただきました。
屋根重ね葺き工事(カバー工法)とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を施工する工法です。
古い屋根材を撤去しないので、その撤去費がかからないうえに、工期も短く済むことから経済的にもお得な工法となっています。
N様にご提案させていただいた屋根材は、超軽量タイプ「オークリッジスーパー」です。
オークリッジスーパーは一般的な屋根瓦の1/4以下の重量ですので、今回のような重ね葺き工事に最適な屋根材となっています。主成分がアスファルトなので水を吸い込むことが無く、防水性にも優れています。
お選びいただいた色は、光の当たり具合によってはブルーに見えたりグレーに見えたりする「ハーバーブルー」。
2層構造による凹凸で色調の変化を楽しむことが出来るオークリッジスーパーは、見た目だけではなく、
長期製品保証(制限付き)のついた高耐久・高耐候性に優れた屋根材です。
ここで、工事の工程についてご紹介します。
まず、既存屋根材に付いていた板金や金物類を取り外し、下地部分(既存屋根上)を綺麗に清掃します。
次に、防水ルーフィング材「粘着キング」を屋根全体に張ります。
防水ルーフィング材は、名前のとおり屋根の防水性を高めるほか、小屋裏の結露を防止する働きもあります。
下地を整えたら、新しい屋根材を葺き、棟板金・貫板も取り付けます。
今回はサビに強く耐候性に優れたガルバリウム鋼板製の棟板金を採用です。
貫板には水に強い樹脂製の「タフモック」を施工しました。
雪止めも新しく設置して、機能性も増した新しい屋根へと生まれ変わりました。
エリア |
町田市上小山田町 |
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施工内容 |
屋根カバー工法(屋根重ね葺き) 棟板金交換 |
施工期間 |
6日間 |
屋根カバー工法仕様 |
屋根材:オークリッジスーパー(ハーバーブルー) 下地:防水ルーフィング(粘着キング) 板金役物
棟板金:ガルバリウム鋼板 雪止め シーリング:オートンイクシード |
金額 |
総額72万円 |