横浜市青葉区にお住まいのN様邸です。
雨樋の一部が破損しているとの事で、雨樋と周辺を点検させていただいたところ、屋根の棟板金の浮きが多くみられました。
棟板金内部の瓦が割れて飛び出してきているところもありましたので、棟板金交換工事をご提案させていただきました。
まずは古くなった棟板金を取り外します。
取り外すと、貫板という棟板金を固定する為の板が出てきます。
貫板は所々腐食した状態でした。こちらも取り外します。
貫板が劣化していると、棟板金の釘・ビスが抜けて固定する力が弱くなり、強風で棟板金が剥がれ飛散してしまう事があります。
棟板金の浮きは殆どの場合、貫板の劣化によるものと言えます。
新しい貫板に張り替えていきます。
以前の貫板は木材でしたが、今回使用するものは合成樹脂製のタフモックという貫板です。
木材に比べ、水に強く軽量で耐久性に優れているので、最近は多く利用されています。
貫板を施工後、必要な加工を施した板金を被せます。
釘ではなく、板金用のビスでタフモックに打ち付けて、役物との取り合いの部分をコーキング施工(隙間埋め)。
棟板金交換工事の完成です。
棟板金を新設することで、浮きのお悩みも解消されました。
また、テープで応急処置されていた雨樋は、新しい雨樋に交換(PanasonicPC50)しました。
雨漏りしてしまう前に工事ができて、本当に良かったですね。
N様からは屋根棟板金交換、雨樋交換工事の他に、付帯部塗装、戸袋の加工、外構(塀)塗装工事のご依頼もいただきました。
戸袋は、通常外壁に使用する「サイディング」を加工して施しました。
塗装の剥がれが目立っていた付帯部(破風板、雨戸枠、格子など)、外構の塀にも塗装を施し、N様のお家の寿命が更に延びました。
担当:平野
エリア |
横浜市青葉区 |
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施工内容 |
棟板金交換工事 雨樋一部交換 戸袋加工補修工事 付帯部塗装工事 外構塀塗装工事 |
施工期間 |
6日間 |
仕様 |
棟板金 貫板(タフモック) 雨樋(パナソニックPC50) 戸袋加工 金属サイディング YKKAPアイアンベールラインバークスパン(スミゾメ) 外構塀塗装 ガイソーウォールマイティシリコン(W-09) |
金額 |
総額142万円 |