施工事例

大和市 I・K様|外壁塗装工事


綾瀬市のI様邸です。外壁塗装工事をご依頼いただきました。

築11年で時期的に塗り替えを検討し始めたとの事です。

 

I様邸は窯業サイディングで、現地調査に伺った時はシーリングの痩せ、外壁のクラック(ひび割れ)、チョーキング現象が見られる状態でした。

 

まずは足場を立てるところからスタートです。

 

①足場仮設工事

 

 

 

外装の工事はまず足場を立てます。

足場があることにより2階部分や屋根での作業を、安全に進めることが出来るようになります。

ちなみに、立てるまでの時間は一般的な戸建てで半日~1日くらいです。

職人は2、3人で行います。

 

 

 

組立手が終わりましたらメッシュシートを張っていきます。

メッシュシートは、近隣住宅や道路に迷惑をかけないようにする為の、重要な安全対策です。

塗料の飛散や工具の落下などを防ぎます

 

 

 

人通りの多い建物の入り口付近は、ぶつかってもケガしにくいように足場にクッションシートを貼ります。

これで足場仮設工事の工程は完了です。

 

 

➁高圧洗浄作業

 

 

使用している洗剤は弊社オリジナル「ガイソーパワークリーナー」です。

微生物の殺菌消毒効果のある洗浄液ですので、洗浄後の美観を持続させることができます。

 

 

 

 

外壁や付帯部(軒天井、雨樋、シャッターBOX等)の汚れを根こそぎ洗い落としていきます。

 

 

 

 

 

通常の高圧洗浄では落としきれないようなカビや苔、経年により付着した汚れを、しっかりと浮き上がらせてから洗い流します。

ポーチのタイルもサービスで洗浄いたしました。

よく乾いたら(1日~2日間は乾かします)次の工程に入ります。

 

 

 

③シーリング工事

 

サイディングの継ぎ目やサッシのシーリングを打ち替えます。

築11年のお住まいですが、シーリング材の痩せやひび割れの症状が多くみられました。

 

 

 

 

 

上記は施工前の状態です。

外壁から浮いてきているのがわかります。

このまま放置してしまうと、この浮いた隙間から雨水が外壁内部へ侵入して、雨漏りへとつながります。

 

 

 

シーリング工事で採用したシーリング材は「オートンイクシード」です。

耐用年数30年の超高耐久シーリング材、屋根外壁、外装のみならず室内でも使用できる優れもので、弊社ではヘビロテ建材のひとつです。

しかもカラーバリエーションが200色以上!そんな建材にでも必ず合う色が見つかります。

今回は567:ピーチベージュを採用です。

 

 

 

 

既存のシーリング材を外します。

カッターで切り込んでから、ペリペリペリ~っと剥いていきます。

ちょっと気持ちが良いです。

 

 

 

 

集めるとこんな感じです。(もっとあります)

今度はシーリングを撤去した溝に、プライマーを塗っていきます。

 

 

 

 

プライマーを塗布することにより、シーリング材と壁側との密着力が高まります。

紫色のテープは養生シールで、シーリング材が余計な所まで付着しないように防ぎます。

 

 

 

 

あらゆる部分にシーリング材を塗布するので、プライマーもしっかりと塗っていきます。

続いて、シーリング材を打っていきます。

 

 

 

 

 

シーリング材を溝に打ちます。

打ったあとにパテでならして平にします。

 

 

 

 

 

この後に紫の養生テープを外すと・・・・

 

 

 

 

 

 

こんな感じで綺麗に仕上がります。

 

外壁のシーリング材は、時間が経つとともに少しづつ劣化していき、ひび割れや剥離といった様々な劣化症状がみられるようになります。

こういった症状はシーリング材の防水性が失われてきたサインです。

シーリングも定期的にチェックしてくださいね。

 

 

 

④外壁塗装工事

 

 

 

■使用塗料

下塗り:GWカチオンシーラーNEO / GW無機アンダーコート

上塗り:GW無機Z(W-24 艶有)/(クリヤー)

 

まずは下塗りの「GWカチオンシーラーNEO」を塗っていきます。

 

 

■外壁塗装工事 下塗り

 

 

 

下塗りをします。

I様邸の外壁は2種類のデザインサイディング(2トーン)ですので、2種類の下塗り材を使用しています。

まずはジョリパッド柄外壁部にカチオンシーラーNEOを施工です。

カチオンシーラーは外壁だけではく、内壁にも使用できる下地塗料です。

 

 

 

 

 

続いてレンガ調の部分です。

仕上げにクリアー塗装をするので、クリアー塗装専用の下塗り材「GW無機アンダーコート」を塗っていきます。

 

外壁塗装における下塗り材には、外壁材(下地)を補強・補修するという役割と、既存の外壁辱と大きく異なる色に塗り替える場合に元の色を隠すなど、仕上がりに大きく影響する重要な役割があります。

なので、もし下塗りの工程を省いていたら、塗装後に早々と塗膜が剥がれたり・膨れが生じたりのトラブルや、既存の外壁材の色を隠せず、思った色と違う仕上がりに。

 

ですが、業者がちゃんと下塗りの工程を行っているのかって目視での確認は難しい場合もありますよね。

下塗り材は中塗り・上塗りをしてしまうと見えなくなってしまいますし・・・

 

そのような時は業者から配布される「工事工程表」を確認すると良いでしょう。

工程表に「下塗り」の記載があれば、間違いなく下塗り塗装をしてもらえるはずです。

 

あとは、日々工事の進捗を確認するのも良いと思います。

また、下塗りをしている写真を撮っておいてもらえるようにお願いするのも有効です。

気が付いた時点で早々に業者へ確認しましょう。

 

 

 

■外壁塗装工事 中塗り~上塗り

 

続いて、いよいよ主剤を塗っていきます。

 

 

 

 

 

中塗りの様子です。

ご提案させていただいた塗料は「ガイソーウォール無機Z」。

レンガ調外壁はクリヤーを塗装して、模様をくっきり目立たせます。

ジョリパッド風外壁には色番W-24(艶有り薄いピンク)をお選びになられました。

 

 

 

 

 

 

仕上げの上塗りです。

艶がよく出ていてとても綺麗ですよね。

 

主剤の「ガイソーウォール無機Z」は、紫外線が原因で発生する劣化因子「ラジカル」を制御してくれる塗料です。

その効果により長きに渡って外壁の美観を保つことができます。

一度の施工で長く安心の10年長期保証つきとなっています。

 

 

 

■クラック補修

 

サイディングのクラックをここで補修して仕上げます。

 

 

 

高耐久シーリング材「オートンイクシード」を使ってクラックを埋めていきます。

 

 

 

目立たなく仕上がりました。

 

 

 

⑤付帯部塗装工事

 

続いて軒天井・破風板・雨樋等の付帯部を塗装していきます。

外壁塗装工事では付帯部塗装も同時に行うことが一般的です。

 

 

■軒天井塗装

 

 

 

 

 

下塗りと上塗りの2回塗り。塗装のメンテナンスで防水機能も復活します。

軒天井は普段目がいかないところなので、剥がれてきたりしないと劣化に気が付かないことが殆ど。

定期的にチェックしておきましょう。

 

 

■破風板塗装

 

 

 

 

こちらも下塗り・上塗りの2回塗りです。

破風板は紫外線や雨風を直で受けやすい為、こちらも定期的にチェックしたほうがベターです。

屋根と一色淡にされがちの破風板ですが、破風板があることによって風を分散させ、屋根の耐久性を上げるという、かなり重要な役割を持っている場所なのです。

また、火事の際は屋根への延焼を遮って防火性能を高める効果もあります。破風板ってすごい!

 

 

■雨樋塗装

 

 

 

雨樋(軒樋)の塗装です。

こちらも下塗り・上塗りの2回塗りです。

 

 

 

 

 

 

雨樋(竪樋)こちらも2回塗りです。

ホワイトの塗装が外壁のピンクに良い感じですね。

新品の雨樋に交換したかのような仕上がりになりました。

 

 

■その他金物塗装

 

金物塗装は下塗りに錆止めを入れています。

 

 

 

水切り塗装 2回塗り

 

 

 

 

 

庇塗装 2回塗り

 

 

 

 

 

シャッターボックス塗装 2回塗り

 

 

■バルコニー防水塗装

 

 

まずは下塗りです。

外壁塗装と同様に、下地の強化と上に重ねる防水塗膜の密着力を高める働きがあります。

 

 

 

 

中塗りです。

こちらウレタン塗料になります。

厚くしっかりと塗っていきます。

 

 

 

 

最後にトップコート塗装です。

バルコニーやベランダは5年毎くらいでトップコート塗装のメンテナンスをすれば、下地まで劣化していくことはありません。

傷みが酷くなった防水層の作り直しをする工事に比べ、コストも大分抑えられます。

 

 

 

バルコニー防水トップコート塗装の完成です。

今回ご依頼いただいた付帯部塗装は以上となります。

 

 

 

⑥外壁塗装工事完成

 

 

 

 

破風板と雨樋等のホワイトが効いてます。

 

 

 

 

 

 

I様邸の外壁塗装工事の完成です。

ピンクにレンガ調が生える柔らかい暖色系に仕上がりました。

I様にも大変喜んでいただけました。

 

エリア

  大和市

施工内容

  外壁塗装

  付帯部塗装

  シーリング打ち替え工事

  ベランダトップコート防水工事

 

施工期間

  8日間

外壁塗装仕様

  上塗り:ガイソーウォール無機Z

  (W-24艶あり)(クリヤー)

  下塗り:GWカチオンシーラーNEO

  シーリング:オートンイクシード(567:ピーチベージュ)

金額

  総額98万円